
2003年に中国で開業、いまや世界中に7,000軒以上の店舗を構えるグローバルチェーン店「楊国福麻辣湯(ヨウゴフクマーラータン)」。
麻辣湯(マーラータン・中国四川省発祥の薬膳スープ春雨)を扱うチェーン店の中では最大手であり、日本では関東・関西を中心に28店舗を展開しています(2026年7月現在)。
主に若い女性がブームの火付け役となっており、ここ数年はテレビや雑誌で特集が組まれたり、SNSで話題になったりしているのを見かけることも多いですよね。
メインメニューである麻辣湯の魅力のひとつは、量り売りのバイキング形式で好きな具材を好きなだけ選べる注文システム。
同じものはひとつとして存在しない、「あなただけの特別な一杯」にハマってしまう人が続出しているのです。


楊国福麻辣湯(ヨウゴフクマーラータン)で選べる具材の数は、なんと最大108種類(店舗や提供日、時間帯によって異なります)。
自分だけの組み合わせを考えるのは楽しいものですが、見慣れない具材を前にしてどれを選ぼうか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
特に、麺類は見た目や名前から味が想像しにくいこともあって選ぶのが難しかったり…。
そんなわけで、今回は楊国福麻辣湯で提供されている「麺」について、試食した上でいくつかに分類、それぞれの特徴を解説していきたいと思います。
※私が通っている店舗で取り扱いのある麺を紹介しています。全ての店舗で同じ麺が提供されているわけではありませんのでご注意ください。
春雨系
イモ類やマメ類のでん粉から作られる麺。
イモ類が原料のものはもちもちした食感、マメ類が原料のものはあっさりした食感が特徴。
水分を多く含むため重量に対してカロリーが低いものが多く、ダイエット中の方にもおすすめです。

さつまいも春雨
さつまいものでん粉から作られる春雨。もちもちとした強いコシと喉越しの良さが特徴。日本の麺では「マロニー」の食感と近いかも。

板春雨
平たく太い春雨。おそらくさつまいものでん粉が主原料。強いもちもち感とボリュームがあるため数本でかなりの満足感を得られます。

火鍋春雨
じゃがいものでん粉から作られる太い春雨。韓国で人気の「ブンモジャ」に似ています。やや柔らかめのグミのような独特の食感が楽しい。

春雨
日本でも一般的な緑豆春雨。さつまいもやじゃがいもが原料の春雨とは異なり、弾力が控えめであっさりした食感。軽めに食べたいときに。
小麦系
小麦粉を主原料とした麺。
カロリーは春雨系の約2倍とやや高めですが、腹持ちが良いのでお腹いっぱい食べたいときにおすすめです。

刀削麺(トウショウメン)
THE・定番。迷ったらこれ!コシともちもち感のある幅広の平打ち麺がスープによく絡み、不規則な切り方による食感の変化も楽しめます。

牛すじ麺
小麦粉やコーンスターチで作られた麺。牛すじに似た強い弾力とツルツル・もちもちの食感が特徴。個人的には一番好みでした。

インスタントラーメン
一般的な袋麺とほぼ同じもの。本場の屋台で食べるようなジャンクフード感を味わいたいときにおすすめ。
変わりダネ系
その他の主原料から作られる麺。
日本ではあまり見かけないものもあり、それぞれの素材の風味が楽しめるのが魅力。

トウモロコシ麺
トウモロコシの粉から作られた麺。ややコシが強めのラーメンのような食感とトウモロコシ由来のほのかな甘みが特徴。

米線(ミーシェン)
お米が原料のライスヌードル。ベトナムのフォーより太く弾力があり、つるんとしたのど越しとお米の香りが楽しめます。
まとめ
楊国福麻辣湯で取り扱われている麺は総じて「もちもち感」や「弾力」があるものが多く、濃厚なスープや個性的な具材と合わせても決して負けない個性があります。
日本ではなかなか見かけないものが多いのも嬉しいですよね。

どれも美味しそうでひとつに絞れない!という人は、このように気になる麺を数本ずつ選んで食べ比べてみるのも良いと思います(参考までに…このときの重量は322g、お会計は税込み1,280円でした)。
好きな具材だけ選ぶのも良し、たまには冒険するのも良し…自由なスタイルが楽しい楊国福麻辣湯(ヨウゴフクマーラータン)、あなただけの特別な一杯が見つかりますように!
おまけ:楊国福麻辣湯初心者の方へちょこっとアドバイス
- 麻辣湯のスープ(麻辣スープ)は普通のラーメンのスープとは異なり数十種類の薬膳スパイスが含まれており、その香りがあまり好みではないという人もいます。
辛さについても、最も辛くないレベルを選んだ場合でもかなり辛めなので、特にお子様などは牛骨スープやトマトスープなど別のスープを選ばれた方が良いかもしれません。 - 選んだ具材の計量はレジで行いますが、そのときに必ずお会計をしないといけないわけではありません。
具材を取りすぎて高額になってしまうのが心配な場合は、いったんレジで重さを計ってもらい、余裕があれば戻って具材を追加…というようにすると安心かと思います。 - 「量り売りで1000円以上購入すると麺80gが無料」といったサービスを提供している店舗が多いですが、無理に1000円以上購入しようとすると食べきれないほどのボリュームになってしまう可能性があります(麺・練り物などは茹でると膨張するので特に注意!)。
1000円に届かなかった場合も麺を食べられないわけではなく、別途麺を追加すればいいだけなので、無理に具材を取りすぎないことをおすすめします。 - 麺以外の具材の中で一番面白かったのは「やまぐらげ」。シャキシャキとした独特の歯ごたえが楽しかったです。
逆にちょっと個性的だな…と感じたのが「鱈チーズ団子」。チーズというより練乳や杏仁豆腐のような風味があり(私が食べた店舗だけかも知れませんが…)、人によっては好みが分かれるかもしれません。

