調理師専門学校の体験実習が楽しかった話

将来の夢や目標がまだはっきりと決まっていない高校1年生の長女。

まずはいろいろな学校に見学に行って「やりたいこと」を探そう…というわけで、先日、とある調理師専門学校のオープンキャンパスに参加してきました。

初めての参加なので、保護者向けの学校説明を聞くために私も同伴。
高校卒業後は大学に進学した私、専門学校は未知の世界なので、ぶっちゃけ娘よりもドキドキワクワクしている自信があります。

今回のオープンキャンパスで、一番気になっていること。

それは、授業内容でも学費のことでもなく…

「体験実習で作ったお料理を保護者が食べていいのかどうか」


この学校のオープンキャンパスはほとんどが体験実習型になっており、参加者は講師の先生や在学生のみなさんに指導を受けながらお料理やお菓子を作る体験をすることができます。

この日作らせてもらうお料理はフルーツの盛り合わせ。

小さなナイフを使いフルーツに彫刻を施す「カービング」という技術を教えていただけるようなのですが、完成例がこれまためちゃくちゃ美味しそうなのです。

お皿にきれいに盛り付けられた色とりどりのフルーツに、アイスクリームがふたつ。

食べたい。

絶対に食べたい。

子どもが作った料理を、同伴する保護者が試食することは果たして許されるのか…!?

娘とそんな話をしつつ会場に到着、案内された部屋のテーブルの上には2枚のエプロンが。
私たち親子のほかに、そのテーブルを使う人はいません。

これってつまり…もしかして…保護者も一緒に作って試食できるって…コト…?

上がる心拍数、高まる期待。

しかし。

講師の先生「では、これから調理体験実習を開始します。保護者の方は別室へどうぞ!」

エプロン2枚はなんだったんだ。

悲しみに暮れつつ、別室でカリキュラムや学費について説明を受けていた私ですが、しばらくするとまた移動の指示が出されます。

通された先は調理実習室。
どうやらここから先は、子どもたちが調理をする様子を見学する時間のようです。

撮影も自由ということで、たくさん撮らせていただきました。
(スマホを構える私の背後から、学生さんたちの「うちのお母さんも私が体験したときめちゃくちゃ写真撮ってた~!」という声が聞こえてきてとても微笑ましかったです。笑)

子どもたちには積極的にお手伝いをしてもらうようにしている我が家ですが、やはり料理の段取りや手際にはまだまだ不安が残ります。

包丁やナイフの扱いも不安定で見ていてビクビクでしたが、講師の先生や学生さんたちに丁寧に指導していただいたこともあり無事にカービングを終わらせることができました。

薄く切ったマンゴーで作るお花、簡単なのにとってもかわいい!


慎重でちょっと優柔不断な長女、フルーツの配置を決めるのが難しかったようですが、お手本の写真(学生さんたちが作ったもの)を見せてもらったりアドバイスしてもらったりしながら上手に並べることができました。

「色の濃いフルーツ(ブルーベリーやラズベリーなど)を散らすとアクセントになって華やかになる」といったアドバイスは、私にとっても良い勉強に。

最後にチョコムースといちごアイスを盛り付け、プレートを乗せたら完成!

長女が人生で初めて作ったフルーツ盛り合わせ、めちゃくちゃ美味しそう。
なんなら、先に見ていた完成例より美味しそう。

……。

講師の先生「これより学校説明を始めますので、完成したお料理をご試食されながらお聞きください」

え…!?!?!?

やっぱり一緒に食べられるんだ…!?!?

やった~~~~!!!!!!!

講師の先生「保護者の方は別室へどうぞ!」

……。

………。

講義室で奨学金の話などを聞きながら、フルーツの盛り合わせの姿を思い返す私。

美味しそうだったなあ…。

(誤解を避けるために書いておくと、そもそも参加者本人が学校選びの参考にするための体験実習で、保護者がお料理を食べられないのは当たり前なので決して残念には思っていません。専門学校間の学生獲得競争が激しくなっている昨今、保護者にも美味しい思いをさせておいたほうがいいんじゃない?なんてことは思いつきすらしていません。決して…)



…というわけで初体験の調理師専門学校のオープンキャンパスでしたが、娘も、なんやかんや言って私もとても楽しめたし、娘にとって良い経験になったようで参加して良かったなと思いました。

校内では講師の先生や学生さんがみんな仲良さげで、和気あいあいとされていたのが印象的でした。
授業内容も大切だけど、そういった学校の雰囲気も大切ですよね。

また、高校1年生での参加はとても珍しいらしく、長女は講師の先生や学生さんたちに「将来のことをちゃんと考えていて偉い!」と褒められたようですが、将来のことが何も決まっていないから参加したわけで、私から見ると(娘から見ても)ちょっと意外に思えたり。

もしかしたら、高校1年生の段階では「進路も決まっていないけど具体的に行動することもしない」という人が多いのかもしれないですね。

そう考えると、まだ何も決まっていない中、自分で学校について調べてオープンキャンパスへの参加を決意した長女を褒めてあげたい気持ちになります。



オープンキャンパスを楽しんだ長女は、今まであまり興味のなかった調理の世界にハマってしまったようで、さっそくパン作りを始めるなどしていて見ていて楽しいです。

進路を決めるまで、約2年。

これからもいろいろな学校を見学して、たくさんのことを体験して、「いちばんやりたいこと」を見つけてくれたら嬉しいなと思っています。

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