長年、自分にぴったり合う枕を求めて寝具売り場や通販サイトをさまよっていた私。
枕のフィット感や高さが気になって、なかなか寝付けないのが悩みの種でした。
専門スタッフによるカウンセリングや体型測定を経て作られるオーダーメイドの枕はすごく良さそうだけど、平均価格が2~3万円程度と高く気軽に買えるものではありません。
枕の下にタオルなどを敷いて高さを調整する方法もありますが、「首元だけ高くしたい」みたいな柔軟な調整は難しい。
「オーダーメイド並みの調整ができてお手頃価格の枕があればいいのにな…」
私の他にも、そう思っている人は多いのではないでしょうか。
ですが、そんな都合のいい枕はあり…
ありま……
…………
ありました。

アイリスオーヤマ 匠眠 ハイクラス。
この枕のすごいところは、「中材(詰め物)の出し入れ」と「高さ調整シートの抜き差し」の合わせ技により自分に合った高さや寝心地に簡単に調整できるところです。
いったいどんなふうにすごいのか、その機能をひとつずつ見ていくとしましょう。

枕の裏側、高さ調整シートを外し、シートを入れるポケットを裏返しにした状態です。
中材を出し入れできるファスナー付きのポケットは4つついていて、それにより「首元だけ高くしてフィット感を高めたい」「横向き寝しやすいように左右を高くしたい」などの細やかな調整が可能となっています。
ポケット内部は中材がこぼれにくい形状をしており、詰め替えも難しくありません。
中材はかなり多めに入っているので(私は三分の一くらい抜いて使っています)、高めの枕が好きな方も満足のいく調整ができるのではないでしょうか。

高さ調整シートは20㎜と10㎜のものが付属(自分は20㎜のものを1枚のみ使用しています)。
2枚のシートを組み合わせることにより、高さ+0cm~+4cmまでの幅広い調整が可能となっています。
実はこの「中材(詰め物)の出し入れ」と「高さ調整シートの抜き差し」、高価なオーダーメイド枕の調整方法とほぼ同じなんですよね。
つまり、この枕を使い上手く自分の体型に合った調整をすることができれば、(全く同じとはいかないまでも)オーダーメイド枕に近い寝心地を得られる…はずです(あくまで推測です)。
とはいえ、自分にぴったり合う高さや寝心地を一発で見つけ出すのは難しいもの。
自分は中材の量を少しずつ減らしたり、高さ調整シートの組み合わせを変えたりと、数日かけて理想の枕──頭が沈み込まない適度な硬さがあり、首元をしっかりささえてくれる枕──に仕上げていきました。
「自分で調整する」からこそ、何度でも、気楽に調整できるのがいいですね。
そうして「自分にぴったり合う枕」を手に入れた結果、枕のフィット感が気になってしまいなかなか寝付けなかったのがすっかり解消され、枕に頭を乗せる瞬間が楽しみなほどになってしまいました。
また、枕はどんなものでもだんだんと中材がつぶれてへたってきますが、こちらの枕は余った中材を追加することで長持ちさせることができるようになっています(というわけで余った中材は処分せずに残しておくことをおすすめします!)。
高さ調整シート以外は家庭で手洗いできるのも嬉しいですね。

なお、ソフトタイプとハードタイプの違いは「中材の違い」となっています。
ソフトタイプはふっくら柔らかなポリエステル綿(つぶ綿)、ハードタイプは通気性の良いポリエチレンのパイプ。我が家の枕はハードタイプです。
柔らかめの枕がお好きな方やパイプの感触や音が苦手な方にはソフトタイプ、硬めの枕がお好きな方や暑がりな方にはハードタイプが向いているのではと思います。
欠点はほぼないと思うのですが、強いて言えば「上下にへこみのある独特の形状をしているため、市販の枕カバーをつけたときに完全にはフィットしない」というところでしょうか。
専用のカバーは発売されていないため、気になる方は気になるかもしれません。
枕カバーは一般的な43cm×63cmのものがサイズ的には一番近いです。確かにぴったりフィットはしませんが、我が家では特に問題なく使っていますね。
ちなみにこの枕、我が家では2個購入して夫婦で使っています。
最初に私が購入して使っていたのですが、あまりに寝心地が良かったので夫にひと晩貸してみたところ、「めちゃくちゃいい!ほしい!!」と言われ急いでもうひとつ注文したのでした。笑
なお、「アイリスオーヤマ 匠眠」シリーズには高さ調節機能が異なる「スタンダード」も用意されています。

アイリスオーヤマ 匠眠 スタンダード ソフトタイプ
ハイクラスとスタンダードの違いは「中材の出し入れでの高さ調整が可能かどうか(ハイクラスのみ可能)」と「高さ調整シートの厚み(ハイクラスは20㎜と10㎜のものが1枚ずつ・スタンダードは10㎜のものが2枚)」。
ハイクラスのほうが幅広い調整ができるためおすすめではありますが、部位に応じた高さ調整までは必要ない、枕は低めが好み…という方はスタンダードを検討されるのも良いかもしれません。

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